kongaragaruのブログ

こんがらがると10回言ってみてください。こんがらがります。

ジャニーズの話

いや~Sexy Zone、来てますね。大変喜ばしいことでございます。

 

前回のMUSIC DAYに関する記事で「V6は後で見る」と言ったわけですが、その後無事発狂いたしました。かぁっこいいねぇ。こりゃ次のコンサートが楽しみです。その勢いで溜まってたyoutubeも見ましたよ。V6のPINEAPPLE、めちゃくちゃかっこいいので見てください全世界。

 

youtu.be

 

元々、all for you*1やCrazy Rays*2が好きで入ったので、この系統嬉しいです。

 

 

そしてSnowManの新曲KISSIN' MY LIPS!

 

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また爆かっこいいMVを…!

 

と思ったら、スノってavexだったねそういえば。安心と信頼のavex。いつもお洒落なMVやパッケージをありがとうございます。

V6に関して言えば、愛に溢れたスタッフブログがすごい。他ファンやって初めて知ったけど、いちアーティストにスタッフブログなんて普通つかない(笑)しかもなかなか更新頻度高め。25周年イヤー*3にかけて、沢山けしかけてくださっているのがとてもありがたいです。youtubeで全MV公開にさらにコンサート全編解禁×2とか、それも期間限定じゃなくまだ見られるっていう。ものすごいことをやってくれました。

 

しかしこのプロモーションがV6の人気を盛り上げることには直接的には繋がっていないと思います。ただでさえ楽曲数が多いので、そこまで有名でもない古い曲のMVなんて誰が見るんだろう。健くんからブログで暗に再生回数増やせよ、というお達し*4がありましたが、ファンはちゃんと見ているんです。V6に興味ない人が見ることは、話題にでもならない限り難しいでしょう。新規ファンが25年間の歴史を学ぶには丁度いい教材だとは思うけど、それはつまりCD売上を下げること。実際私も追い切れていない昔の曲を25周年コンまでに買うつもりでいたけど、MV見られたら十分に感じました。

一方で、最近の曲、特に上で挙げたようなお洒落曲はPINEAPPLE披露からちょこちょこと話題に上がっているようですね。All for youはAMPM作曲、Crazy Raysは桜井秀俊作詞と楽曲提供も豊かなので、曲の良さで話題に上がることも多いと思います*5avexは所属アーティストも豊富だから、全く別の畑からの楽曲提供を受けやすいんですよね。AMPMavex所属だったからこそAll for youがあったと思うので。

 

そもそも最近のV6を見ていて思うのは、新規ファン獲得に躍起になっているわけではないこと。そこに良い曲があるから、かっこいいダンスがあるから、そしてそれを一緒に作り上げたいと思うメンバーがいるから、CDを出す。それでファンを喜ばせ、さらにファン以外の方には「へぇ今こんなのやってんだ」って思い返してくれたら嬉しいというか。「学校へ行こう!」で知名度は十分ある分、新規開拓というよりは最近何やってるの?を払拭するくらいの目標ではないでしょうか*6

皆さん他仕事で十分生活していけるだけの給料と知名度はあるでしょうし、個人仕事を増やすためのV6活動ではないのが、逆に楽曲の余裕とか今回のプロモーション活動の余裕に繋がっているのではないでしょうか。その余裕感がジャニーズ初心者(私)には割と心地よかったです。

 

ただ、このyoutubeへの露出の多さは自分たちのためという以上に事務所の後輩に向けて活動の幅を広げる活動だと捉えています。All for youも全編英語詞の曲をシングルで(もしかしたらシングル入れなくてもそうかもしれないけど)出すのはジャニーズ初でした。その後Sexy ZoneのSmall Love Songや上記のSnowManのKISSIN'に、嵐のWhenever You Call*7と続々と出てきましたね。

嵐の配信やSNS解禁も「後輩のため」が大きいと櫻井さんか誰かが言ってましたが、ジャニーズというなかなかの体育会系縦社会では、上がやらないとできないことって沢山あるのでしょう。だからV6がこうやって音楽面でもダンス面でもプロモーション面でも幅を広げてくれることが嬉しいです。こういうお洒落曲をシングルとして出す事の扉をゲリナフが開けてくれたような気がする。いや遡ればkEEP oN.からか?

とにかく後輩陣は、先人たちのこうした活動の上に今の活動があるということを胸に置いていてほしいな、と思ってしまう恩着せがましい人間です。

 

だからこそ、MUSIC DAY(まだこの話をする)のシャッフルメドレーでSexy ZoneSexy Zoneを歌った健くんが、ブログでオリジナルへのリスペクトを語ってくれたことがすごく嬉しいです。あぁ私はこの人のこういうところを好きになったんだよなぁ。

私はJr.のファンになったことは無い*8けれど、時々流れてくるスノストのジュニア時代のV6カバーとか聞くと悲しくなるもんな…。can do! can go!を「ジュニアの曲」にされているだけでモヤモヤしているのに。まぁモヤモヤの大きな要因はファンの対応だから、本人たちのせいではないのかもしれないけれど。

 

 

というか、愛なんだ2020の放送はいつなんでしょう?てっきり9月かと思っていたけど、いかんせん情報0なので流石にまだまだ先だろうなぁ。私、世代の割に「学校へ行こう!」をろくに見ていなくて、某動画サイトに上がるまとめ等でしかわからないけれど、この手の番組を今のV6がやる意味ってあるのかなぁ。がこいこ時代はカミセンは学生と年齢も近くて「お兄さん」って感じだったけど、去年の放送じゃ親と子ほど年も離れていて彼らへの知名度もあまりないから、ただTV局の財力とコネを総動員して学生のやりたいことを応援するだけに感じました。きっと学生たちにとってはキンプリとか来た方が嬉しかったんじゃないかな。ガチで言うとストーンズとか。男子校っぽいノリのあるSixtonesならきっと男子学生からの人気も高そうなので、いかがでしょうTV局。

 

スノストならSnowMan派だけど、まぁ人気で見たら断然ストなのは分かる。歌が歌えるメンバーがいるのは大きい。そしてジェシーはバラエティ受けがいいし、樹は頭がいいからトークできるし。あと人数が少ない方が覚えやすい。スノは人数多すぎて「あーなんか人数多いとこね?」くらいで、結局誰の名前も覚えてもらえないってことが起こりがち。単純にジェシーは覚えやすいし、樹やきょも、慎太郎っていう親族に有名人がいるのも大きい。ちなみに私の場合は中学生の頃、同級生が高地優吾という名を連呼していた(推してたのかはわからない。大体wが付いていたような気がするけど写真も持ってた。)ので最初にフルネームを覚えたのは高地です。

 

あとスノは顔面問題がよくアンチに取り上げられるよねぇ。顔に関しては、Sexy Zoneを見慣れているのでどこもドングリやん!とか思うわけですが、結局女の子(とは限らないけどね)はパフォーマンスがかっこよければいいのかなぁと思います。あとお笑い。人数が多いのも、K-popを見てると9人って厚みのあるダンスをするためには必要な人数な気がするし、歌唱力に関してもわかりやすくスノストでダンスVS歌にしたんだから、ダンスが良ければいいじゃんって思ってしまうCrazy F-R-E-S-H Beat担。ストはJAPONICA STYLEの英語詞ver.を聞いていいなと思いました。曲の趣味がわかりやすいね。

あとは年齢と6→9人問題ですね。これに関しては私もちょっとう~んと思う部分でもある。オリジナル組がかなり年齢が高いのは、もうジャニーさんにデビューさせる気がなかったのでしょう。ダンスが上手いのも、長年ジュニアをやっていれば(そしてダンス経験のあるメンバーも多いので)そこそこにはなります。しかしそこを滝沢くんが、人気のあった若い(ってほどでもないけど)3人と組み合わせることで「売れる商品」としてパッケージングしたわけで。これに関しては本当にオリジナル厨も感謝しなきゃならないと思う。そうじゃなきゃ遅かれ早かれ退所していたよ誰かしら。

スノは本当に「商品」だなぁ。しっかりプロデュースされて出てきた感がすごい。だからこそアンチも多いのだろうけど。しかし光GENJIを見てきた人としては、20代も後半になって未だにジュニアを続けていたことの方が驚き。時代が違うとはいえ、90年代は18になったらジュニアを辞めるという風潮だったので。

世の芸能事務所は、オーディションやスカウトで入所できてもそこから飛べるかどうかは本人次第で、諦める人も多いわけじゃん。だけどジャニーズ事務所は入るまでは多少厳しいかもしれないけど、デビューしたら絶対に活動の場があって売れなくてもTVに出られるじゃん。だからこそデビューの道は険しくあるべきだと思うの。でもスノのデビューによって、「諦めずにジュニアで足掻き続ければデビューさせてもらえる」ことになってない?今は本当にジュニアが閊えてるし、これ皆デビューしたら大変なことよ。どこかで「選別」をしないと。

デビュー組も適度に解散なり個人活動に専念するなりしていかないと、新陳代謝は起こらないのかなぁと考えています。V6も然り。嵐の活動休止はなんだかんだ有難い選択ではありました。下の世代との年齢差が開く分V6は大型音楽番組に出にくくなるけど、それも大事なステップなのかな。だからこそ、いつが最後になるかもわからないジャニーズシャッフルメドレーが楽しかった。MUSIC DAYはスノスト無しのキンプリ~V6(エビ以外)で出てくれたのが私的にすごく丁度良かったんだよね。一組ずつの曲の時間や一人ずつの歌割の量含め、スノスト出るだけで2曲15人増えるから…。これでTravisデビューとか言われたら困るよ!?彼らはふぉ~ゆ~的な立ち位置で行くのかなぁと思ってます。でも滝沢くんならデビューさせるかも。わかんない。なにわも美 少年もなぜかジュニアのままドラマ出てるし、もうCDデビューとか関係ないのかもね。滝沢さんにとって。

 

滝沢さんのやりたかったことは、自分のいた頃のような「ジュニア黄金期」を復活させることだと思う。それは達成できている、昨今のジュニア地上波出まくりの状況を見ると。一方でデビュー組も20代6組というすし詰め状態で、嫌だな~と感じていたんだけど、逆に「ジャニーズ黄金期」とも言える状況なのかもしれない。ジュニア黄金期がそのままデビュー組になったみたいな。

正直、ジャニーズぱっとしない時期あったじゃないですか、ヘイジャン以降(私だけ?)。せくしーも子どもの頃は顔だけのぱっとしないグルだったからねぇ。それがどのグループもそこそこ知名度があってしのぎを削っている今の状況って、20年後とかに見たらめちゃくちゃ羨ましい状況なんじゃないか!?って気付いてしまった。黄金期ってつまりはライバルがいっぱいいてファンからしたら苦しい状況なんですね、ジュニアなら特に。やっとそのことに気付きました。

 

それぞれの色を出すのは難しいと思うけど、しのぎを削って頑張ってほしいな~。かといってグループに縛られる必要もないとは思う。嵐のズルいところは「活動休止」であって全員退所はしないところだよね。事務所という大きな後ろ盾は失わないの。

今これだけ転職や退職のハードルが下がって、個人のやりたいことに合わせて流動的に仕事環境を変えられる時代じゃない?その中でアイドルだけはグループに固執するのがふと不思議に感じたんだよね。もちろん「このメンバーで頑張るぞ!」っていう気持ちは学生時代の仲間意識と同じようなものだとわかるんだけど、もっと「ここなら俺の才能を伸ばせる!」ってところ(グループでも事務所でも)に自分の意見で行けたらいいのになぁ。かといってSexy Zoneにいきなり違う人入ってきたら怒ると思うけど(笑)

だから手越も赤西くんもすばるくんも錦戸くんも、皆当然の選択だと思ってしまう。彼ら個人がやりたい場所でやりたいように活動できて、生きるのに困らない程度のお金が稼げていればそれでいいです。

でもソロになったらお仕事が来なくなるのが怖いんだろうな。乃木坂を見ていてもそう思う。彼女たちは特にいずれ終わりが来ることをわかっているから、いられるだけいようとするんだろうな。特にそこそこ人気なメンバーは。難しいよね。

あ、だからこそデビューできるかわからないジュニアなのにたっっっかい服着てるスノが怖かったんだよね。デビューできなかったらどうすんの?20代後半で、もし今から他の事務所行ったりそれこそ一般人になったら、お金を稼ぐの大変だよね?今稼いでるそのお金取っておかなくていいの?と思ってしまう。いやそりゃ個人の稼いだ金をどう使おうと勝手なんだけど、この人たち絶対デビューするまでずっとジュニアでいる気なんだな…と思ってしまった。

 

 

最後にもう一度言うと、私はストよりスノ派です。判官贔屓な節はある。

 

Sexy Zoneの話したかったのにできなかったからまた今度書く! 

*1:https://youtu.be/yu3j_098hgg

*2:https://youtu.be/JzsLI-RN9Vw

*3:ジャニーズ伝統「周年イヤー」とは、つまり25周年記念日のある年です。V6は1995/11/01にCDデビューして2020/11/01が25年目の1日目になるわけですが、2020年になった途端25周年の声が出始めました。実際は24年と2か月しか経ってないわけですが。

*4:にこ健その711(2020/06/26)。当時、強制されることに対して「見たいと思わせないあんたらが悪いんだろ」とキレてここまで2か月以上ジャニーズwebも退会してV6とは縁を切っていた

*5:実際にAll for Youは音楽業界の方々にも受けていた様子

*6:実際私の母も音楽番組のイツマイでは「もう若くもないのにバンドでもなく若い子と同じような歌歌ってどうすんの?」と言ってましたが、V6のPINEAPPLEのCMを見て「へぇV6頑張ってるじゃん」と言っていた

*7:今日のMステで拝見しましたが、あれを日本のジャニーズグループがやる意味とは?と思ってしまいました。完全な洋楽サウンドだったら英語ネイティブがやった方がいい。枠を広げることには繋がるかもしれないけど、最後につまらないもの出してきたなぁというのが正直な感想です。

*8:勤続25年の男たち(デビュー後だけでも膨大な曲数)と異様にジュニア歴の短い男たち(最長の健人くんですら3年半)を好きになったので