kongaragaruのブログ

こんがらがると10回言ってみてください。こんがらがります。

例外なんていらない

柔軟に対応して

そこは割り切って


社会人になるとこの言葉を聞くことが多い。「法務にありのままを伝えるとハネられるから言わないでおこう」なんて、法務がハネるなら会社としてやっちゃだめってことじゃん。なんのための責任だよ。なんのための法律だよ。


先週まで宅建の勉強をしていた。しなさすぎて落ちたけど。久しぶりにテストというものを受けて、新鮮にやらなきゃという気持ちになれた(もっと前からなれやという話)。諸々やりたいことに優先順位をつけて自分の力量を厳しく見定めて取捨選択し、計画を立てて一つ一つ進めていく。あれもこれもしない。キャパオーバーするから。

話が逸れたけど、宅建の勉強をしていると「原則」と「例外」が山のように出てくる。それを覚える試験である。

例外を作るなら法律なんていらないじゃん。法の下の平等といえど、結局は裁判官の主観に左右されているじゃん。


中学入って部活を決める時、入部届を出した後仮入部期間が終わってから、やっぱり変えたいと先生に申し出た。すると先生から放課後に呼び出された。

なぜ期間が決まっているのか。今回あなたの例外を許すことはできるけど、続いて他にもぞろぞろと名乗り出たらどうする。それを縛るために期間が決まっている。だから今回はひとまず入部して、辞めるなら辞めていい。別の部に入り直すのは次の機会(確か半月に一度だった)にしなさい。


この話は私の根幹を作っていて、ルールがなぜあるのか、ルールを守る意味とは、を考える時いつも思い出す。


しかしどうやら社会に出たらこの話は通じないようだ。期間が終わっても特例で許してくれということばかり。私にはわからない。ルールを守らなくていい理由が。ルールとは守られて初めて意味があるのではないか。作って終わりじゃ意味がない。


銀行もスマホで決済できる支払いアプリも、全て国営化して一本にすればいい。国営化しなくてもいいけど、いくつもあるメリットがない。価格競争を起こしても特に意味がない分野ではないか。街中で自分の銀行のATMを探したり、このお店ではPayPay使えないんです〜😥と言われたり、無駄が多すぎる。あんなにATMの数はいらないし、小型店にまで多様な決済方法に対応させる必要はない。


この社会の無駄を減らして研究や技術開発、文化の醸成に労力とお金を費やしていきたいんだけど、どうでしょうか。


私は間違っていますか。