kongaragaruのブログ

こんがらがると10回言ってみてください。こんがらがります。

こんなみじめな私を見ないでくれ

何もする気がない。どこへも行きたくない。正確には知人と出掛けたくない。図書館なら大丈夫。爪もポリッシュを全部落として短く切ってしまいたい。髪の毛も。毎日Tシャツと短パンで過ごしたい。世界はこの家の中だけでいい。

やりたくないことから逃げているだけなんだろうか。んをのにする方が正しいけど、仰々しく聞こえる。ここは我輩の統治国家であるから日本語のルールは治外法権なのである。文句を言う奴は立ち去れぃ。100人いたら99人が「ただの甘えだ」と私に指摘するだろう。残りの1人は私。毎日(できれば)朝起きて研究室に行き、PCと向かい合っていたのが信じられない。行けばできるのだろうか。もう何もかもが遅いような気がする。そう思っているうちに1日1日が過ぎる。そしてまた遅れをとる。繰り返し。

「終末のフール」を読み終える。なんだかんだ言って伊坂幸太郎を読んでこなかったのは、優秀で読書量も多く人望も厚い友人への劣等感からひねくれていたからだ。COVID-19に対する今日の状況と重なり、単なるフィクションとしては読めなかった。何事も出会うべきタイミングがあり、そこに遅い早いは存在しない。

イライラしている要因は頭ではわかっている。研究を進めないこと、見た目に満足いかないこと、着たい服・やりたいことがないこと。加えて協働が必要なのに報連相の遅い同期、予定の記入された手帳、使いにくいWindows。全てを白紙にしてしまいたくて、約17000枚あったiPhone内の画像を全て削除した。どうせ後で必要なものだけ復元させる。その作業すら面倒くさい。必要な画像なんて実は1枚も無い。後から思い出に浸るだけだ。あと定期的に訪れる「過去の写真を見せてください」の瞬間。自己紹介やらポートフォリオに必要だったけど、結局それで説明できることなんてろくに無かった。社員の自己紹介では高確率で海外旅行の写真を見せられたけど、有給取れますよアピールに必死だなぁとしか思えなかった。大人しくこのブログのurl貼った方が何倍も私のことがわかるだろう。落とされるだろうけど。

PCを持って出かけよう。別に研究は嫌いじゃない。活性化エネルギーが高いだけだ。わかってる。わかっている。誰にも会いたくない。こんなみじめな私を見ないでくれ。